帯状疱疹とは？

帯状疱疹の症状は？

皮疹よりも2-3日先に痛みから症状が出現する場合が多く、神経の走行に沿って発赤や水ぶくれが出現します。

皮疹の分布が帯のように見えることから帯状疱疹という名前が付きました。

帯状疱疹はうつるの？

大人は帯状疱疹に対する抗体を持っているのでうつることは通常ありません。
みずぼうそうになったことのない小児ではうつる可能性はありますが、皮疹の場所をベタベタと長時間触ったりしなければうつることはありません。
当院では念のために小児との入浴などは避けるように説明していますが、それ以外の日常生活は特に制限はありません。

帯状疱疹の治療は？

ウイルスの増加を止める抗ウイルス薬の内服です。しっかりとウイルスを抑えるために1週間の内服が必要です。
また、帯状疱疹は非常に痛みを伴うので、しっかりと鎮痛薬も併用していきます。
鎮痛をしっかりと行ったほうが後々に痛みが残りづらいというデータもありますので、当院ではしっかりと鎮痛をおこなっています。

しかしそれでも痛みが残ることがあったり、危険な帯状疱疹もあるので、気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。

リンク
→「帯状疱疹が治ったあとも続く痛み、帯状疱疹後神経痛とは？」
→「要注意！な帯状疱疹」

まとめ

・帯状疱疹はウイルスによる感染症。
・痛みが先に出て2-3日してから帯状の発赤とみずぶくれができる場合が多い。
・治療は内服薬が中心。しっかりと鎮痛を！